みなさん、こんにちは!
市川市行徳の美容鍼FIOWERです❀
本日はYAEコースにご予約いただいた女性の「睡眠不足による肌荒れ」の施術内容と考察をブログにまとめました!同じお悩みを抱える方の参考になれば幸いです!
この記事を書いている人はこんな人
・業界歴10年目の女性鍼灸師
・千葉県市川市の鍼灸院で女性に特化した美容、健康、妊活をサポート
・栄養×メンタル×東洋医学の観点で絶賛施術中
・町工場の娘(←関係無い)
A様 看護師 20代 市川市行徳在住
夜勤の疲労と肌荒れでご来院
看護師の仕事により夜勤が続き、最近肌荒れが気になるようになってきた。なかなか決まった時間に寝ることが出来ないので疲労感もある。
睡眠と美容の関係性
みなさんは美容のために良いとされる「睡眠のゴールデンタイム」をご存じですか。22時から翌2時までに寝ることがお肌に良いと言われている時間です。
美容を調べると必ず項目にある「十分な睡眠をとること」
なぜ睡眠が美容にいいのか、それは睡眠時に発生するホルモンに秘密があります。眠る時間は余り関係が無く、睡眠の質を決めているのはそのホルモンがきちんと分泌されているかどうか。
美肌の秘訣はこのホルモンにありました。
睡眠ホルモン「メラトニン」の効果
メラトニンとは睡眠中に発生するホルモンの一つです。身体を錆び付きから守ってくれる美容ではおなじみの抗酸化作用や免疫力を刺激してくれるので、美容と健康に関わる大切な働きをしてくれるホルモンです。メラトニンは体内時計を司り、夜になると睡眠を促し身体を休めようと良質な睡眠へと導きます。
また、睡眠のみならず成長ホルモンの分泌にも一役買ってくれるので「寝る子は育つ」は理にかなった言葉と言えますね(^.^)
メラトニンの効果
- 活性酸素の除去(アンチエイジング効果)
- 肌の老化を抑制
- 免疫力を高める
- 成長ホルモンの分泌を高める など
このように質の良い睡眠をとることでアンチエイジングに繋がったり、肌の質を高めることが出来ます。
睡眠はメラトニン分泌だけでなく成長ホルモンやコルチゾールの分泌も促されます。
寝ることで分泌されるその他ホルモン
- 成長ホルモン・・・心身の回復、免疫力の向上、身体の成長など。
- コルチゾール・・・抗ストレスホルモン。気持ちの良い目覚めや血糖値のコントロールを行います。 など
夜勤による肌荒れの施術方法
メラトニンの分泌不足により体内時計が乱れ自律神経に影響を与えます。美容鍼は顔に直接行うものですが、この場合は身体を整えることで美容鍼の効果を高めることが出来ます。
YAEコースでは全身の整体に加え、自律神経を整えるツボに鍼とお灸の優しい刺激で万全の状態にしてから美容鍼を行っていきます。
夜勤は仕事柄習慣になってしまうのでおうちでも出来るケア法をお伝えしながら美容鍼を行いました。身体の冷えも一緒に改善され、お顔もスッキリ。
オススメの肌荒れのツボ
- 百会 ・・・頭頂部、左右の耳の延長上
- 瞳子髎・・・目尻から指1本外側
- 四白 ・・・黒目の真下、指2本下
これらのツボの刺激をすることで肌のターンオーバーが促され、肌に栄養や保湿を与えられるようになります。(セラミド生成)
ご自身で行うときは、深呼吸をしながら指の腹で気持ちいい程度に10秒×3セット指圧しましょう。
東洋医学の考えでみる肌荒れ
東洋医学の考えでは身体の中の「気(元気の素)」「血(栄養を与える血液)」「水(リンパなど巡らせる水分)」がバランスを保つことで健康的な生活や美容の軸となっています。3つのうちいずれかが不足、滞ることでバランスが乱れると心身の不調や肌の不調が現れます。
自律神経による肌荒れは「血」「水」が不足した状態であると考えられ、これらを補うためには自律神経の改善をし、内臓の働きを活発にすることで肌の状態が回復していきます。
また、「血」が不足する=血行不良になるため、血色が悪かったりカサカサした状態になります。日頃はホットタオルなどで顔を温め軽くマッサージを。保湿もお忘れなく。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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